2013年10月24日木曜日

ありふれた風景画 : あさのあつこ

ありふれた風景画 (文春文庫)

初めて好きな人ができた不器用な女の子が、ひたすら真っすぐにその人の事を想う話。


主人公の琉璃は結構荒んだ青春ライフを送っており、過去に男と付き合ったりしているので、男の影が見えるのがイヤな人は注意。

恋愛小説というよりは、好きな人を見つけたことによって自分が定まっていくという感じの青春小説です。
かといって恋愛っぽさが薄いかというとそうでもなくて、相手の事を想う一途な気持ちが恥ずかしげもなく描かれているので、読んでいて、わーってなります。

心の繋がりこそ百合だという方にオススメです。

百合度:★★★
総評 :☆☆☆☆

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