2013年10月3日木曜日

紫色のクオリア : うえお久光 [小説]

紫色のクオリア (電撃文庫)

男の子っぽい名前を気にしている主人公の波濤マナブと、ちょっと変わった女の子 毬井ゆかり。
マナブの目線で見たゆかりと、その周りの人々を描いた日常ストーリー…


出だしはそんな感じでした。

途中から、凄く違和感のある言葉、というか語り口が出てきます。
そこからはもう怒涛の展開です。
物語が超スピードで、光の速さで駆け抜けていきます。凄い…。

その辺の展開は、どことなくシュタインズゲートを連想してしまいますが、
こっちのほうがちょっと先みたいですね。

物語の根幹にあるものは、あくまでも百合的なものなので、その辺りは保証します。
まあ、ジャンルとしては恋愛ではなくSFとしか言い様がないですが。

百合度:☆☆
総評:☆☆☆



追記:そうそう、こちらのタイトルはマンガ版も出ています。まだ未読ですが、文庫版で挿絵を描いている綱島志朗その人が描いているので、こちらも凄く気になります。

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