原因不明の難病に侵され病院に寝たきり状態のしずるさんと、しずるさんを見舞うよーちゃんの2人が主役。
しずるさんは天才的頭脳の持ち主で、難事件をたちどころに推理し解決してしまう。
でも病室からは動けないので、資料集めや調査はよーちゃんの役目。
この2人の関係は、1巻ではハッキリとした事が書かれていないので詳しくはわかりませんが、よーちゃんが見舞いに来なくなれば接点がなくなってしまうところに脆さを感じます。
この「片方の好意がなければ成立しない関係」って凄く良いですね。萌えます。
しずるさんがそういう状態なので、本の半分くらいは病室での会話劇です。
よーちゃんが持ってくるちょっとしたヒントから事件を推理してしまうしずるさんと、そんなしずるさんに関心するよーちゃんの図式。
会話の端々に2人の関係を確かめるような、百合っぽい言葉がでてくるのがとてもよいです。
自分にはかなりツボでした。
百合度:★★
総評 :☆☆☆
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