前作「明日また君の家へ」に出てくる女たらしの子 由真が主要人物となる長編。
三角関係モノでありながら恋愛感情は矢印一本。
みんな病んでる。特にヤンデレ好きにはたまらないキャラが居るので是非読むべきです。
最初はギャグっぽかった一人ツッコミが段々ヤバくなってく描写がとても良いです。
アンソロジーに掲載されているのは読んでいましたが、キャラの関係や感情が複雑なので
改めて一冊まとめて読むと、キャラとストーリーへの理解度も含めて面白さが段違いでした。
何より、アンソロ掲載分に1話追加…というか由真の過去編で重要人物が1人追加されているので、由真のキャラクターが全く違ったものに見えてきますね。面白いです。
エロ描写は前作と同じくらいなので、成年マークついてるからといって戸惑うことはないです。
この本から読んでも、前作からストーリー的な繋がりは特にないので、それはそれでいいと思います。
個人的にはVirtualで出てくるお姉ちゃんの話をやって欲しいですが、やらないかな。
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