社会人ものと学生ものが混在した短編集。
そのうちの学生ものも片方は働いているので、実質社会人百合でしょうか。
こちらの短編集は、クライマックスに互いの気持ちが通じ合うところを持ってきているのが特徴的です。 百合短編集としては結構あっさり目な作風ですね。社会人ものでは珍しいかも。
一編一編のページ数は多めで、ストーリーとしてちゃんと読ませてくれるのが良いです。
ただ、あともうひと押し何かあれば、という物足りなさも若干あります。その辺りを余韻として受け止める人なら、がっちり合うかもしれません。
個人的には机の落書きの話が好きです。描き下ろしの後日談が嬉しい。
百合度:★★★
総評 :☆☆☆
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