しょーがくせれぶ(1) :中村カンコ [★★/☆☆☆]

子役デビューをきっかけにお嬢様学校デビューした主人公が、様々なジャンルで活躍するお金持ちの同級生と騒がしい学園生活を送るハイテンション4コマ。
ひらり、で「つばくま」を描いている作者と聞いて購入。やはり筋肉を描くのが好きなんでしょうね。幼女の筋肉描写がエロいです。

ストーリー性は特にない日常モノで、各キャラ紹介を経て次第に友達として仲良くなっていく様子が描かれています。
小説、スポーツ、コンピュータなど、親の職業に合わせて小学生もそれぞれ特技を持っていますが、メインヒロインっぽいツンデレお嬢様だけは純粋にお金持ちキャラだけで通しています。
主人公と距離が近いキャラクターでもあるので、今後のストーリーにも関わってきそうで気になるところです。

百合っぽさは薄いですが、主人公とツンデレお嬢様が鉄板です。
キャラクター的にありきたりな感じはしますが、周りが濃いのでベタくらいが丁度良いです。
百合を意識して読んでいると鬱陶しく思えてしまうのが、官能小説家を目指す女の子の良男ネタです。結構いろんなところで出てくるので、ちょっとしつこいですね。

単巻としてもまとまった終わり方ですが、続刊もありそうなので百合な方向を期待しつつ発売を待ちたいと思います。

百合度：★★
総評　：☆☆☆