2014年4月18日金曜日

とろとろ・姫あわせ :長倉けいこ [★★★★/☆☆☆]

とろとろ・姫あわせ (百合コミックス)

大学の同級生から告白されて付き合いはじめた2人のラブラブえっちライフを描いた長編。

主人公の彩乃はあまり積極的ではないタイプで、シスコンの弟以外、友人の1人すら描かれないという…、これはかなり重度のぼっちキャラですね…。描かれなかっただけかもしれませんが。
そんな主人公とは対照的に、回を重ねるごとに友人、先輩、幼なじみとバリエーション豊かな交友関係が明らかになるマミ。
ぼっち主人公が不安と嫉妬に悩まされるのも、無理もない話です。
実際にぼっちかどうかは置いておくとしても、告白された側が嫉妬する展開は好きです。

そしてタイトルにそぐわず、えろいシーンも盛りだくさんでした。
同時に刊行された「モモイロデイズ」同様ソフトなエロさで、エロマンガほど即物的ではないので、エロ多めでも雰囲気は百合っぽくて良かったです。
ストーリーが薄いというのが難ですが、ストーリーを期待して読むような感じではないので良いかな、とも思います。

女性誌掲載で独特の雰囲気の2冊だったので、今後も宙出版の「百合コミックス」が出ることを期待します。

百合度:★★★★
総評 :☆☆☆

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