女の子にセクハラしまくりな主人公とその友達を描いた学園日常4コマ。
主人公のセクハラは女の子×女の子なので一見百合っぽいですが、不特定多数の女の子に向けてやっていることなので、ギャグとしてのノリが強く百合度は低いです。むしろセクハラに過敏に反応してしまう黒髪委員長（バカ）のほうがガチっぽく見えます。
しかし委員長は幼なじみの小さい娘とカップリングができているようで、キャラ相関図的に見ると主人公が宙ぶらりんな印象を持ちました。
1巻表紙の3人では今ひとつバランスが悪いですが、1巻の途中から天然キャラが加わって4人体制になると、話のパターンが増えてぐっと面白くなったように感じました。主人公の幼なじみのMっ娘も良い味を出していたので、キャラが増えると面白さが増すタイプかもしれません。
しかし残念ながら、きらら恒例の2巻完結タイトルなので特色が出て安定してきたところで終わってしまいます。後半は百合妄想が捗る内容なので、もうちょっと読んでいたかったですね。
百合度：★★★
総評 ：☆☆☆
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