2013年10月15日火曜日

オクターヴ (全6巻) : 秋山はる

オクターヴ 1 (アフタヌーンKC) オクターヴ(2) (アフタヌーンKC) オクターヴ(3) (アフタヌーンKC)
オクターヴ 4 (アフタヌーンKC) オクターヴ(5) (アフタヌーンKC) オクターヴ(6) <完> (アフタヌーンKC)

百合というより同性愛を描いた話です。


自分はどちからというと、付き合ってからのあれこれよりも付き合う前のラブコメが好きなので、
なんとなく大人の恋愛モノを後回しにしがちで…このオクターヴも散々名前と評価を聞いておきながら今まで読んでいなかった始末です。
まあ、案の定結構シンドイ展開も多くて読むのに体力のいる話でしたが、とても面白かったです。

最初は雪乃を振り回す側だった節子が、雪乃の事が好きになりすぎちゃって逆に振り回されるキャラになっていくのが最高に可愛いですね。こういうキャラクターはかなりツボです。

最終巻を読み終えても、結局解決していない問題もあるので各キャラクターのその後の話が気になってしまいました。
特にミカちゃんは色々と気になる描写が多かったので、あの再会の後登場しなかったのが残念でした。

そういや、6巻というのは百合マンガとしてはかなり巻数を重ねた部類ですね。
相応のボリュームでしたが、時間を忘れて一気に読み終えていました。

百合度:★★★★
総評 :☆☆☆☆


百合とは関係ないですが、同作者の「こたつやみかん」が面白いです。これが面白かったからオクターヴに手を出したようなもので。
ざっと説明すると、落語のマンガ。落語が好きで内向的な性格の女子高生が、同士に出会っていろいろあって凄く前向きなキャラクターになるっていう感じの話です。既刊2巻でこれからどう続いていくのか気になるところですね。
この主人公の開き直りっぷりというか、はっちゃけぶりが爽快で楽しくて、この子をこうまでさせる落語ってそんなに面白いのかって気になっちゃう事請け合いです。オススメ。

0 件のコメント:

コメントを投稿